久留米へ向かう道は寒かった。 我々はオープンで車を走らせた。助手席は五ェ門スタイル。 風は鋭く、会話は短かった。 「八段や免許皆伝は、まだ遠いな」 相棒が言った。私は頷いた。それだけが真実だった。
制定から古流の影、そして中和流短剣術を稽古した。 だが、私はただ順番を追っているだけだった。 身体はまだ、その理を理解していなかった。
そういえば、出水を過ぎる頃、空に北へ帰る鶴を見た。私は「老鶴萬里心」という言葉を思い出した。 老いた鶴が、なお万里の先を目指すという禅語だ。 志を失うことは、死ぬことと同じだ。
先生や先輩たちは、遥か前方を歩いている。 やるべきことは決まっている。 ただ、稽古をすること。 それ以外に道はない。
告知。
杖という一本の得物を手に、我々と歩む者はいないか。
場所は串木野中学校武道館。 毎週月曜日、夜の8時から10時。 夜の帳が下りる頃、我々はそこにいる。
見学は自由だ。 ただ門を叩けばいい。 余計な言葉は必要ない。 そこにあるのは、研ぎ澄まされた沈黙と稽古だけだ
ハードボイルド調で書いてみましたwww
