細部に目を向ける「虫の目」
全体を俯瞰してみる「鳥の目」
術の生い立ちや先人たちの思想を知るための「歴史の目」
ほかにも「他者の目」などありますが
「後の先」で始まる杖術には
武蔵が説いた「観見二眼」の考え方も欠かせないのではないか
相手と合わせるその瞬間の意図や気配を見て捉えることもですが
その奥にある意味や本質を「観る」ことが出来れば
ひとつ奥に進めるかな・・・
下地の生得のありて、をのづから上手に出生したる瑞力の見所を、骨とや申べき。 舞歌の習力の満風、見にあらはるる所、肉とや申べき。 この品品を長じて、安く美しく極まる風姿を、皮とや申べき。 世阿弥の能楽論書「至花道」にある考え方を用いて 骨は生得の素質、肉は稽古のよって身に付いた力...
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